こんにちは。趣味ライターの谷木です。

今回は少しお固い話、「事業承継」について。

先日、総務省主催の「地域おこし協力隊の起業・事業化研修」を受けてきたのですが、話のメインは事業承継についてでした。以下、学んだ話を共有したく、、興味がある方はお読みいただければと思います。(自身が文献にあたって記載した内容ではないため、正しい数字については保証できませんのでご留意ください。)

実は、地域おこし協力隊(公務員・3年任期)を卒業した皆さんのうち、6割は起業したい意思を持っているものの、実際に起業できるのは全体の3割に留まるそうです。起業するためには事業資金、人員の確保、専門知識の習得等、多くの必要条件をクリアしなければいけません。ハードルはそれなりに高いのが実情です。

一方で、多くの中小企業が廃業している現状もあります。もちろん赤字で廃業、というケースもあるのですが、目立つのが「後継者が不在であることによる廃業」。廃業予定企業へのアンケートによると、全体の3割が後継者がいないことが理由として上がっており、そのうち約半数は黒字経営だというところがポイント。事業承継することで地域活性にダイレクトに繋がる可能性が多く残されているのかもしれません。


(出典:http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/h29/html/b2_2_2_2.html)

「後継者人材バンク」なるものがある

全国の商工会議所・財団等に、「事業引継ぎ支援センター」が設置されています。その中でも、後継者不在の小規模事業者(主に個人事業主)と創業を志す個人事業主をマッチングし、店舗や機械装置等を引き継ぐ「後継者人材バンク」という取り組みをやっているところがあるそうです。

例えば東京都だと、「東京都事業引継ぎ支援センター」という名前で開設されています。


(出典:http://www.jigyo-hikitsugi.jp/consultation_case/recept_status/)

創業者は、創業時にかかるリスク(ノウハウ、顧客、売上見込等)を事業承継なら減らせるよ、、っていう誠に良い話に聞こえますが、リスクはないのでしょうか。講義中に特にリスク面の説明はありませんでしたが、無いってことは無いはず。一度「事業引継ぎ支援センター」に行って話を伺ってこようかと思っています。

事業承継は、人間対人間。

また、地域おこし協力隊から豆腐屋「豆ノ助」を開業した坂本慎治さんが研修でお話されていたことですが、そこから大きなヒントをいただきました。

引き継ぐ、受け継ぐということは、渡す人間がいて、受け取る人間がいる、っていうこと。事業承継が創業と大きく異なるのは、事業がすでにある状態で、そこから、自分で「会社の理念」を考えなければならない。

会社の理念は言わば羅針盤のようなもの。普通であれば「やりたいこと」を理念として持ってくるのが普通だけれど、「自分に何が求められているか」を考えて、理念を考えることができるのが、継業の強みかもしれない、と思いました。

研修を受けて ~自分でやれることは?~

自分が中小企業診断士になりたい!って思っていることもあり、「事業承継」への取り組みをもっと広範囲の人に知ってもらわなきゃダメだよなーって思っています。起業に興味がある自分ですら、その仕組みについてよく知らなかったので、自分が勉強する必要があると思いました。

また、「事業承継」と書くとなんか仰々しいですが、商店街にある老夫婦でやっているお店レベルでも、後継ぎがいない、って深刻な問題になっていると思うんです。事業承継の事務作業的な部分は専門家に任せるべきだと思いますが、経営されている方の思いや、店の魅力等を外に発信する課程は、私自身に手助けできる部分があるんじゃないかと思った次第。

奥多摩町で、僕自身がいろんな事業者に取材、経営者や従業員などの「人」に焦点をあてたサイトを作れないかなぁ、なんて薄っら計画中です。どうだろう、需要あるかな…。

あっさりしてますが、今日はこのへんで〜。

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