こんにちは。ライターの谷木です。

2019年2月〜3月の田舎フリーランス養成講座(通称【いなフリ】)に参加して、1ヶ月が経っちゃいました。「【いなフリ】って何?聞いたこと無い…」って方はこちらをどうぞ!

【いなフリ】がどんな講座なのか、参加者が稼げるようになるのか、参加しようかどうか迷っている方が気になりそうなところを、まとめてみました。

いなフリ@都留(2019春)はどんな内容だったの?

いなフリ@都留、つまり「日本各地でやっている『田舎フリーランス養成講座』の山梨県都留市開催版」に行ってきました。一口に【いなフリ】と言っても、開催場所、開催時期によって内容が微妙に異なるようです。まあでも、だいたい同じはず。とりあえず僕が行ったのは、今住んでいる奥多摩から一番近い都留市の【いなフリ】でした。(「つるフリ」とも言う)

田舎フリーランス養成講座って?

田舎フリーランス養成講座とは、株式会社ponnuf(ポンヌフ)がやっている移住型(滞在型)研修です。参加者は1ヶ月間、申し込んだ地域に移り住みます。他の参加者と寝食をともにしながら、フリーランスになるためのノウハウをゲットしていきます。基本的に、パソコン1つとインターネット環境さえあればできちゃう仕事で生きていく術を、身につけることができます。滞在期間中は、講義を受ける時間、作業する時間がそれぞれ確保されています。

「田舎」フリーランス養成講座の「田舎」とは、開催場所が田舎、という意味ではないようです。WEB上で完結する仕事をこなせば、企業に就職しなくても(どこでも)生きていけるよね、という意味合いで「田舎」が使われています。「都市部以外でも働ける」フリーランス養成講座ですね。

フリーランスになれる??業種は?

フリーランス養成「講座」と呼ぶくらいですから、平日はほぼ毎日「講座」が開かれます。WEBデザイン・サイト製作・ライティング・アフィリエイトなどに必要な知識を、講座を通じて学んでいきます。

いなフリ@都留の講師陣は、プロカメラマン、サイト製作者、WEBライター、アフィリエイターなど、専業や兼業でお金を稼いでいるフリーランスの方々でした。WEB上で仕事をゲットし、WEB上で制作物を納品してお金をいただく【クラウドソーシング】でお金を稼ぐ方法を、講師陣からアドバイスを受けながら実戦形式で学ぶことができます。

一日の流れはどんな感じ?

毎日、宿泊先からコワーキングスペース(teraco)に通って、授業を受けたり作業をしたり。終わったら宿泊先に帰って寝る。そんな一ヶ月を送ります。

平日の午前中、午後一は、講師陣が授業をします。授業内容はいろいろ。ライティングに関すること・カメラ・サイト制作・アフィリエイト・メンタル・計画の立て方、などなど。授業に参加するかどうかは、受講生の判断に委ねられていて、必要だと思えば参加すれば良いスタイルです。

自分の場合、ライターとして生計を立てたいと考えていたので、WEBライターに関係する授業のみ、受けるようにしました。結果として全体の3割程度しか受講しませんでしたが、多くの受講生は7〜8割の講義を受けていたように思います。

平日のモデルイメージとしては、朝8時起床、9時にコワーキングスペース到着、9時半〜12時講義、12〜13時お昼休憩、13時〜15時講義、15〜19時作業、19〜20時夜ご飯、20時〜自由時間(作業)、23時〜帰宅、就寝。

休日のモデルイメージとしては、朝8時起床、9時にコワーキングスペース到着、9時〜23時はひたすら作業、23時〜帰宅、就寝。休日は特に授業もなく、一日フルで自由時間になります。休日の過ごし方は人それぞれでしたが、僕はクラウドソーシングで受注したライティングをひたすらやっていました。

いなフリ@都留でかかった費用、滞在費は?

まず初期費用として21万円程度。これは、授業料+宿泊費+現地までの往復交通費を合わせた金額です。

そして、現地での食事・交際費がだいたい5万円程度。2/26〜3/24まで約1ヶ月滞在していたのですが、毎日1200円〜1500円程度使っていた計算になります。平日の夜ご飯は参加者全員で食べるのですが、これは授業料に含まれています。平日の朝昼、休日の朝昼晩は自炊or外食です。

宿泊先にもコワーキングスペースにもキッチンがあるので、僕は自炊がメインでした。気分転換を兼ねて毎日のようにカフェに通っていたので食費が嵩みましたが、節約は十分可能です。

いなフリで谷木はいくら稼いだの?食っていける?

合計25〜26万円くらいかかった費用でしたが、1ヶ月間で僕が稼げた金額は、9万円。まずまずな成果、といったところでしょうか。周囲を見ていても、3〜10万円の受講生が多かったように思います。1ヶ月で元をとることはできませんでしたが、3ヶ月同じペースでやれば回収できる程度に稼げたことは、大きな自信に繋がりました。

WEBライターとして専業で食っていけるようになるためには、まだまだ遠い道のりが待っています。僕の場合はライティングを副業でやっているので、月額10万円をコンスタントに稼ぐことができれば今はOK。本業の仕事以外の時間を使って稼げるようになることを目標にしています。

肌感覚ですが、専業でやれば、クラウドソーシングで毎月20万円以上稼ぐことは可能だと思います。本人の努力と能力と運次第ですが、可能性は誰もに開かれています。

いなフリで谷木はどう成長したの?

いなフリの1ヶ月は、僕にとっては大きな意味を持つ時間でした。

【働き方】の概念が更新された

今まで、「人から雇用される」とは別の働き方でお金を稼いだ経験がありませんでした。いままで僕が持っていた【働く】の概念は、正社員になる or バイトすること。いなフリを通じて、フリーランスとしてお金を稼ぐという考え方や、ノウハウを体得することで、自分の中にある【働き方】の概念が更新されました。

自分の未来が大きく書き換わった

【働き方】の概念が変われば、自分が働き続けるであろう70代までの生き方が、まるで変わってきますよね。30歳の現在、地域おこし協力隊として働いていますが、協力隊を卒業する2年後には別の収入源を得て生活していく必要があります。卒業後にどうやって食べていこうか何も考えていなかったのですが、「ライティングで食べていく」のもありかな、と考えるようになりました。

「書くことが好き。」な自分に気づいた

いなフリに参加してわかった最大の気付きは、自分って「書くことが好き」だったんだ、ってこと。なぜかよくわからないけれど、いなフリ中の僕のあだ名は「塾長」でした。クラウドソーシングの経験は全く無かったので吸収することの方が圧倒的に多かったのですが、自分がやっていること、知っていることをどんどん共有していたら、いつの間にか「塾長」になっていました。

フリーランス云々、クラウドソーシング云々の前に、僕は書くことが単純に好きなんだと思います。好きだから、他の人よりちょっとだけ、がむしゃらにやっていたのかもしれない。

いなフリで得た最大の財産は「なかま」

ベタだけど、いなフリで得た最大の財産はフリーランスを目指す「仲間」だと思う

クラウドソーシングでお金を稼ぐノウハウは書籍化されていますし、検索すればいくらでも見つかります。でもね、仲間ってなかなか増えないんですよ。だって仕事がweb上で完結しちゃうんだもん。

クラウドソーシングはとっつきやすいけど、提案→受注→作業→納品→検収の流れは、何も知らない人からすると複雑です。これが第一の関門。突破すれば(やり方が分かれば)、はじめはとても薄給だけど、一応稼ぐことはできます。でも、フリーランスとして一人前に食べていくまで頑張れるかどうかはまた別の問題。これが第二の関門。食っていくとなると、かなりのハイスピードで多くの案件を処理する必要があります。

もし僕が【いなフリ】に参加せずに独学でクラウドソーシングを始めていたら、間違いなく辞めていたと思います。上手くいかない自分と他人の成功を比べて、「才能の無さ」を認めて早々に諦めるのが僕という人間だから。「努力」をする前に辞めてしまう方が、費用対効果を考えると良かったりする。

右も左も分からない世界で泳ぎ続けるのは、やっぱり怖い。前に進んでいるか分からないし、何よりも僕は、僕自身を信用していないから。いなフリには、クラウドソーシングで食べている先人たち(講師陣)と、一緒に泳いでくれる仲間たちがいます。一ヶ月、衣食住を共にしていたら、不思議とみんな仲良くなりました。稼ぎたい金額も稼ぐ目的もバラバラだけど、とりあえず仲がいい。

出会った仲間たちと藻掻いているうちに、いつの間にか食えるライターになっている。そんな未来が待っているといいなーって思いながら、今日もキーボードをぱちぱち叩いています。

いなフリは「宗教」じゃないよ。

Twitter界隈でもブログ界隈でも【いなフリ】参加者をちょこちょこ見かけます。地域おこし協力隊として働いていると、参加者に出くわすこともたまにあります。

僕はいなフリ参加前、「みんな洗脳されてるんじゃないの。。フリーランスばんざい!みたいなことを言ってる人多いし、やけに楽しそうだし空元気なんじゃ…」って思っていました。フリーランス的な生き方、不安定な生き方が楽しいわけなかろう、食っていけるわけなかろう、と。

まあ実際、全員が食っていけるわけじゃないし、フリーランスはやっぱり不安定だと思います。でもね、参加してみてわかったけど、自分の頭で考えて、自分の足で立ってる人たちが集まってるんですよね。いなフリ講師陣の方々は少なくとも、自分の過去の人生を、今の人生を、他人のせいにしていなかった。自分の頭で考えて、自分の足で次の一歩を踏み出すと人生って楽しくなるんだよ、って、彼らの生き方に体現されていました。

楽しいんだよ。本当に。

「せっかくの人生、楽しまなきゃもったいないもんね」

1ヶ月経つと、そんな言葉が口をつくようになっていました。やっぱり洗脳されたんかな?

ライティングの実績とかクラウドソーシングでの受注状況とかは、また別の機会にまとめたいと思います。

 

ではまたー!

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